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8月15日

以前から行きたいと思っていた地へ

鹿児島の「知覧」です。

ご存知の方も多いかと思いますが、ここは第二次世界大戦末期、日本の海軍が爆弾もろとも敵艦に突っ込む「神風特別攻撃隊」(特攻隊)を考え出し、
最年少は17歳、上は32歳の若者がお国のためと遺書を残し戦艦に突撃するために旅立った場所です。

今は、「知覧特攻平和会館」という資料館が建ち、当時の資料、遺品、青年たちの写真と遺書などが展示してあります。
敗戦した日に、この地を訪れ、学びや気づき、いろんな角度で戦争を知る。平和について考えさせられる一日でした。

そこで興味深いものを見つけました・・・

防寒チョッキ

形状はどこかで見たことがあるようなキルティング具合
(まるで、某ファストファッション 軽くて暖かい、◯ル◯ラダウンベスト!)

「知覧特攻平和会館」の館内をゆっくり見ていると、防寒服として、白いチョッキが展示されているのを見つけました。
綿を和紙で挟んでキルティングのようにした、今でいうと"ベスト"です。
和紙を扱う仕事をしていると、素材の特徴が気になります。

軽くて暖かいのか?
調湿具合がいいのか?
丈夫なのか?
はたして防寒着になったのか?

このチョッキ、陸軍の騎兵隊が着ていたんですよ。皮革や羊毛ではなく、少量の綿と和紙。
いかに物資が不足していたか…
耐久性がどこまでなのかは、展示の一枚ではわかりませんが
起毛もあまりしていませんでしたし、よれてもいなかったので、
とても大事に着ていたのでは?ということは伝わりました。
※写真が撮れなかったのでイラストで。

余談

語源をcheck up--------------------------------------------

チョッキってよく考えると不思議な言葉です。なぜあの袖のない服がチョッキなのか?
調べてみると、ヨーロッパで一般的だったベストが日本に伝わった時に、シャツの上に直接着る→“直着” が由来とか・・・本当?
それ以外にも説があるようですが、チョッキ、すでに使われていない言葉かもしれません。(今ってベストやジレですよね。)

和紙って

軽くて、調湿してくれて、丈夫で、
大切に使い続けられる、大切な人へ想いを届けられる、大切なものを守れる

やっぱりそこ最強ですよね。新しい素材作りたいなぁ・・・
(なかなかうまくいっていないので、ぼやき・・・)


各産地では材料が手に入らないとか後継者問題とかありますが、

守っていかなくてはいかない産業、生業ですので、その産業を活かすメーカーとして


きばいもす!!!!!

どーーーーんと自然

知覧茶畑 見渡す限り茶畑、静岡の次らしいです。ほんまに広かった

開聞岳 鹿児島県の薩摩半島の南端に位置する標高924 mの火山です。円錐形が美しく、どことなく富士山に似ている!実際「薩摩富士」とも呼ばれるそうです。

東シナ海を一望 溶岩だらけの地形で、海岸線がゴツゴツしていました。

桜島 鹿児島市側からの桜島。なんと、イルカの群れに遭遇!写真撮り忘れ。 今回は白煙おとなしめ(3年前に行った時は、到着の目前で噴火した・・・)

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