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機械生産、、、ではない?

機械生産、、、ではない?

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一筆箋ってどうやって作るの?ちょっと見てみたい!

というわけで、こちら制作現場です。
一筆箋でも便箋でも、なにやらオートメーション化された近代的な工場で印刷から仕上げまで機械生産できるというイメージをお持ちの方が多いでしょうか?

当社は違うんです。
谷口松雄堂では手作業での加工を行っております。これは小ロット注文に対応できる強みでもあります。
では実際どうやって作っているのか、よかったら見ていってください

まずは印刷

紙製品印刷用に設置している機械は2台あります。

この社内の印刷機で必要な数だけの印刷と手加工が当社の強みとなっています。

今回はオンデマンド印刷機で印刷したもので一筆箋を作る工程を書きます。


印刷機種は、富士フィルムビジネスイノベーションジャパン(旧:富士ゼロックス)のVersant 180press

それからもう一台は、単色印刷機 RISOのリソグラフ機 

単色印刷で網点で濃淡で図柄を表現するタイプです。

手で数える

A3ノビと呼ばれるサイズに印刷したものをカットして、1枚の用紙に4丁ついた状態です。

この紙をパラパラと検品したあと、一筆箋の綴り枚数通りに数えていきます。

『5,10,15…』と5枚ずつ数えていきます。

もはや『に、し、ろ、は、とお…』

なんてまどろっこしくてやっていられません。

ひたすら揃えて天辺に糊付け

数え終わったら、綴り枚数分をひと固まりとして台紙を挟み込み、

まとめてトントン 紙を揃えます。

それはもう、めちゃくちゃきれいに揃えます

オニのように揃えます。

重ねた断面を触った時スベスベに感じられるレベルまで揃えます。

そして揃えた紙がずれないように重ね、重しを置き、

一筆箋の天辺部分に糊を付けます。

塗りむらがないようにめちゃくちゃきれいに塗布します。



さらに、典具紙(てんぐし)という薄い紙を貼り付けて

もう一回糊付け 乾くまで待ちます。


天に薄紙を貼って仕上げるのは、手加工ならではです。

難関ポイント!?

糊が乾いたら、台紙の下にカッターを差し込み、再度切り離します。


ここの作業は出来る人には出来るけど、

出来ない人には何度やっても出来ないという、

ちょっとした難関ポイントです。

スーイ、スーイとはを入れていくのですが…

見ているだけなら簡単そうに見てもいざやるとなると違うとこまで切ってしまいます。

表紙をつけていく

1ー切り離したものに表紙の紙を合わせ

2ーひっくり返して糊を付けて

3ー当て紙の上から指で形を付け

4ー当て紙をひっぱりつつまた形を付け

5ーしっかり押さえます

6ーハイ、いい感じに表紙がつきました。

化粧断ち

表紙を全てつけ終わりました。

重ねて断裁です。

めくる側がきれいに揃うように切り落とし、4冊横並びになっている状態のものも切り離して仕上り寸法にカットします。

最終検品・仕上げ

1冊ずつの形になったら最後にもう一度検品して、罫線の無いデザインのものには罫線入りの下敷きを挟み込み、透明ポリ袋に入れたら完成です!
可愛いだるまうさぎの一筆箋が出来上がりました。

最終の目視検品

下敷き付きの対応も

OPP袋に入れて完成!

毎年干支の一筆箋を展開しております。今回はその加工の工程でした。
年始のご挨拶用やノベルティー、自社商品に、当社でオリジナル制作を是非ご検討ください。

3000冊や30000万冊といった大量ロットは機械生産。

価格、納期もご納得いただけるよう実績も多数ございます。

オンデマンド印刷のオリジナル制作 一筆箋はこちら

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