早くも・・・

どんよりした天気が続き、梅雨シーズン真っ只中
体調がすぐれなかったり、気分も沈みがちになります。

そんな中、早くも2016年の干支関連商品を発表しました。
2016年は『申年』でござる
新春を祝うのに相応しい華やかなラインナップとなっています。

毎年、干支をモチーフにした押し絵を担当していますが
今回、一番苦労したのが押し絵大色紙『招福三猿』
おさるさんって胴体と手足をパーツに分けるのが難しいんです。
試行錯誤し生み出した結果、「見ざる言わざる聞かざる」を
上半身だけで表現し、金色の亀甲型台紙に貼って豪華に仕上げてみました。

そこで三猿について色々調べてみました。
最も有名なのが日光東照宮ですよね。
語呂合わせから日本が三猿発祥の地と思われがちですが
シルクロードを伝い中国を経由して日本に伝わったものと言われています。

調べているうちになにやら面白い画像が・・・
映画『猿の惑星』での裁判のシーンが
「見ざる、聞かざる、言わざる」のポーズをとっています

もうひとつ、猿にまつわる話ですが
『申年の梅』は昔から縁起が良いとされるのは知っていますか?
中でも60年に一度の甲申(きのえさる)にできた梅は
特に重宝がられたようです。
平安時代、村上天皇が申年に漬けられた梅干と昆布入りのお茶を飲んで
病を治したことからきていると言われています。

数年前、この貴重な甲申年の梅を一粒いただいたことがあります。
60年に一度なので1944年に漬けた見た目は梅干しのミイラでした。
昔の梅は塩分が高く保存状態が良ければ賞味期限というものは
ないみたいです。
味とか食感は全くおぼえていませんが今思えば
貴重な体験をしたかもしれません・・・

梅雨が明けるまであともう少しですが
日本の知恵、梅干パワーで乗り切りたいと思います。

by 河原町子