気がつけば、葉が舞い落ちていました

秋深めいて・・・ではなく、

今年の京都の秋は何処へ・・・ 堪能した方もいらっしゃるんでしょうけど、
私個人としては、全く秋を堪能する間も無く[:しくしく:]
気がつけば11月も終わりそうで[:ぎょ:]・・・せっせと冬支度に入っています[:汗:][:汗:][:汗:]

やっとのこと紅葉でもと思い出かけられたのが、11月21日。
葉も散り始めていたので、芸術に触れに、京都の国立博物館で開催されていた
「琳派誕生400年記念 特別展覧会 琳派 京を彩る」を見に行ってきました。
風神雷神
10月 10日~11月23日まで開催されていたこの琳派展。連日すごい人だったそうです。
私の行った日も最終日間近ということもあり、朝一番に行ったのにもかかわらずすごい人[:女性:][:ぶた:][:むむっ:]
確かに、これだけの作品が一堂に集まり観れる機会はなかなかないですし、
有名な「風神雷神図」を観れるということも一番の人気の理由だったと思います[:オッケー:]

私も、京都に来てから琳派を知ったのですが、その時は図録や書籍を眺めながら何て綺麗な絵なんだと感動し、
以来、琳派の絵柄に魅了されてきた一人です[:love:]
今回実物を見れて特に感動した作品をいくつか・・・

つる
俵屋宗達「鶴下絵和歌巻」
写真のように部分図しか観たことしかなかったので、長い長い巻物に鶴が大空に飛び立ち、大海原を超えて、
また陸に到着。幅の狭い紙に墨絵で描かれたこの絵は、とても壮大な風景が浮かび上がり感動ものでした。


宗達のお弟子さんが描いたとされています「草花図襖」
金箔の上に描かれていて、襖なのに、奥行きが感じられ、
色の濃淡によって花びら一枚一枚から透けて見える金色がなんとも華やかな作品


尾形光琳「八橋蒔絵螺鈿硯箱」
なんとも贅沢な硯箱。螺鈿、蒔絵、金塗り 贅沢すぎます。江戸の作家達はこの硯箱の中の道具を使って
優雅に書画を嗜んでいたのでしょうか[:音符:]

さて、一番有名な「風神雷神図」 実は3作品ありまして、最初に書いたのが、俵屋宗達。
その模写をしたのが尾形光琳、酒井抱一 の二人。
今回は、尾形光琳、酒井抱一の作品が並べてありました。
それぞれに個性があって、とても良かったです。
私はやはり宗達の「風神雷神図」が一番好きかな[:ぽわわ:]

江戸時代に大事にされてきた作家さん達の作品を見ていると、心がとても裕福だったのでは?と思います。
未だに影響を受けることの多い琳派の絵画・陶器・道具の装飾性や図柄の配置に色使い。
学ぶこと多々です。
あれこれ書きたいことは沢山あるのですが、このへんで終わります。

琳派とは??を簡単に説明したかったのですが、
とてもわかりやすく説明しているところがありましたので
興味のある方は是非読んでみてください[:下:][:下:][:下:]
souda-kyoto.jp/knowledge/culture/rinpa.html

来週は12月に入りますね。新商品の発表もしたましたが
その流れで、益々京都を楽しむ術を知ったこの頃です。

osa